うちに来られる患者さんで、特に女性が多いですが
夕方ごろになると、足がよく むくんで
靴下の跡がバッチリついてしまうんです

と言われる方が
結構いらっしゃいます。
これは水分の摂りすぎと勘違いされている方も多いですが、
逆に水分が不足しても、血液がドロドロ状態で流れも悪くなります。
むくみは、主にリンパの流れが悪く、滞留している状態です。
水分の摂り過ぎが原因ではなく、
足の筋肉を動かす事が出来ていない為 に
起こってしまうのです。
血液は心臓のポンプによって動脈を通って全身に運ばれますが、
逆に、全身から心臓にもどるときは、静脈を通って筋肉のポンプ作用によってもどります。
2足で立っている状態で下から上へ向けて流そうとすると
心臓のポンプだけでは難しいのです。
筋肉が動くたびに、ちょうど 牛の乳しぼりの要領で
血液を上へと押し上げます。
そうして心臓にもどって行くのです。
その時、逆流を防ぐ為に静脈には弁が付いています。
血液がドロドロだと、この静脈の逆流防止弁の上に
粘性の高い血液が溜ってしまい、その重さに耐えられなくなった時、
弁は壊れて血液は逆流してボコボコになってしまいます。
これが、静脈瘤です。
踵の高い靴を履いていませんか?
ちゃんと足を上げて歩いていますか?
水分は十分に摂っていますか?
どうしても足がむくんで太くなった!!っていう方に
とても簡単な運動方法があります。
ほとんど答えは書いていますが・・・

それは、また後日。。。
