|
たまには仕事らしい事も書こうと思います。
スポーツ経験者なら“ストレッチの重要性”については、今更強調する事もないとは思いますが、ダイエットを始めよう、とか始めたばかりの人のなかには、スポーツとは全く無縁だった人もいると思いますので、敢えてここで説明しておこうかと思います。
ダイエットの方法は色々ありますが、どの方法を取るにせよ、運動をする割合はかなりの部分を占めます。
“わたしは、“○○”って言うダイエット食品が合ってるみたいで、実際効果もしっかり上がってるから運動なんてしなくていいわ”と考えている人、いませんか?
体重は目に見えるほど減っているかもしれませんが、その減った体重分が全て脂肪とは限りません。(脂肪は非常に軽いですから) そのなかには、体を健康な状態で機能させる為の筋肉や骨の成分が減っているということがあります。 ダイエットに成功したつもりが、体を衰弱させていただけだったって事がまま有りがちなんです。
そんなことにならない為にも、日常生活のなかに運動を取り入れることが大変重要になります。
筋肉は刺激を与えてやらないと、すぐに衰えてしまします。強くて、そしてしなやかな筋肉を作るためにも、運動とストレッチは重要です。
運動は、ただ単に筋肉を強化するだけではなく、骨を強くしたりもします。 また、身体作りの観点からも非常に有用であると言えます。 例えば、大胸筋(胸の筋肉)を鍛えればバストアップに、大臀筋(お尻の筋肉)を鍛えればヒップアップに効果があるといった具合にです。
およそ運動という物は体を動かす事を前提にします。 では、体を動かすという事は、どういう事でしょうか?
体を動かすとは、筋肉の収縮にとどまらず、筋肉と骨を繋ぎ止める腱、運動の支点となる関節、運動の軸となる骨、必要な血液を供給する血管や、運動の指令を伝達する神経系なの複雑な統合的作用と言えるでしょう。
ましてや、運動は日常生活では滅多に生じない負荷を体に与えます。 何の準備もなしに運動を行えば、筋肉・腱・間接等に深刻なダメージを与えかねません。 スポーツ選手や格闘家が試合の前に入念なストレッチを行うのはこの為です。
怪我をしてはダイエットもへったくれもありません。 運動、ダイエットを長く続けたい方はストレッチは必ず行ってください。
運動前に10分、運動後に10分行うようにしましょう!
運動前のストレッチは怪我の予防のため、運動後のストレッチは運動で緊張した筋肉等をリラックスさせる為に行います。
自分の経験から言っても、運動後のストレッチは筋肉痛の緩和に極めて効果的です。
また、ストレッチを続ける事で、体が柔軟になり、関節の可動域が広がり、同じ運動をするにしても、以前より効果的な運動をしている事になるというメリットがあります。
ストレッチとは文字通り“体を伸ばす”ことです。 運動を行う前に体に準備をさせ、運動後の緊張を解きほぐす為に行います。
その為、以下に掲げる事項に特に注意しながら行って下さい。
1.心身ともにリラックスさせて行う事 2.痛みを伴う無理な動きは絶対しない事 3.反動をつけた動きををしない事 4.該当部位をしっかり伸ばす事を意識して行う事 5.急激な動きは絶対しない事 具体的なストレッチ方法については、数多くの書籍が出ているので、それらを参考にすると良いでしょう。(うちの施術院でもお教えいたします)
とにかく、最初のうちは体が伸びるのが気持ちよく感じる程度のストレッチで良いと思います。 それだけで、運動時の怪我を確実に減らすことが出来ますし、運動の継続性を高めることになります。
学生などのクラブ活動などでも、ストレッチをもっと取り入れる事により、怪我のリスクはぐっと減ると思います。 (運動しっぱなしでストレッチをしない学生が多いです)
お仕事をされている方も、長時間同じ態勢・姿勢を続ける事により特定の筋肉がずっと緊張して肩コリ・腰痛などの原因にもなります。
“ストレッチ→運動→ストレッチ”このパターンをあなたの一日のスケジュールに組み込んでください。 それほど日を置かずに、その効果を実感できる事でしょう。
スポンサーサイト
|
|